福岡の家庭教師ふなきのブログ 予習することが否定される義務教育
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予習することが否定される義務教育

授業前の予習・・・。中学校までの義務教育では「予習」が否定されることが多々あります。


私が小学生だったころの話です。当時、株式会社教育社(現 株式会社キョーイクソフト)が販売する家庭学習教材の「トレーニングペーパー」を利用して家庭学習を行っていました。毎月、教材が届くのを楽しみにしていました。自分のペースで学べるし、なにより新しい知識が得られることに楽しみを感じていたからです。


しかし、そこで得た知識を学校で使用することは許されませんでした。ある時、まだ学校では習っていない漢字を作文で書いてしまったことがあります。すると、クラスメートから「それは悪い事だ」と指摘され、担任の教員からも同じように使うべきではないと否定されました。そのことがきっかけで、トレーニングンペーパーで学ぶことが嫌になり、結局利用することをやめてしまいました。


ところが、高校では、入学式前の春休みにまだ授業で習っていないことを、自ら教科書を読み予習し、さらに問題を解くことが求められます。当時、「厳しいなー」と思いはしましたが、平均的な水準以上の高校では予習しないと授業についていけません。予習することは、最低限の準備なのです。


また、私は大学で鍼灸、医学全般を学びました。勉強会などで予習をしていなかったら、「やる気がないなら帰れ!」と強制退場させられることだってあります。しかし、それは当然のことです。社会に出ても、予習をしてしっかりと準備をしていることは最低限のことです。これはどの業種でも同様だと思います。


このように予習をすること最低限のことであるのにも関わらず、私が小学生だった20年前は「予習=悪」だったのです。中学校でも似たようなもので、予習が推奨されることはありませんでした。けれども、高校からは予習なくして、十分な理解は得られません。


ですから、私の授業では予習をベースに進めていきます。予習した状態で学校の授業を受けることで、より理解が深まるのです。


けれども、脱ゆとりが掲げられた現在でも、いまだに「予習=悪」という風潮はかわらないようです。例えば、小学生の角度の問題で「外角の定理」を利用して解くことは許されないのです。教員からは否定され、クラスメートからは何故か貶される。昔も今も根本は何も変わっていません。


幸いにも、外角の定理で解くことを否定された教え子は、新たな知識を学ぶことに対して消極的にはなりませんでした。けれども、否定されることによって、モチベーションが下がってしまう子供もたくさんいます。未来を支える優秀な人材を育成するためには、このような誤った風潮は早急に是正すべきです。


やはり、自分が教えたことによって、生徒に嫌な思いはされたくないですね。



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